メダカの保護を考えよう
めだかの飼い方 >> メダカの復活へ向けて >> メダカの保護を考えよう
最近では、野生のメダカの減少がよく言われています。メダカたちはどこに行ってしまったのでしょう?メダカを守るために必要なことを考えてみましょう。
なぜメダカは減ってしまったのか?
メダカはもともと、水田を中心として分布を広げていた魚です。しかし、稲作が大規模に行なわれるようになると、除草剤や農薬が使用され、それによって直接メダカが死んだり、もしくは餌となる生物が減少してしまうことにより、メダカの生息数は減少してしまいました。また、私たちの生活から出る生活排水によって、川や池の水が汚れたことによる減少もあります。また、水田や湿地のような場所については、開発のために埋め立てられてしまい、生息地そのものがなくなってしまうというケースも多く見られます。
その他にも、北アメリカから移植されたカダヤシと生活空間が競合することによって減少した場合もあります。これについては、直接メダカの稚魚などが捕食されることもありますが、餌生物の取り合いによるものも考えられます。さらに、カダヤシは子を産む卵胎生なので、産まれたときにはすでにメダカの仔魚よりも大きくて遊泳力も強いため食べられにくいのに対し、メダカは卵、仔魚ともに食べられやすい面があります。
また、農地の改良に伴って水中の障害物が少なくなり、メダカの産卵場所が減少したり、水路の側面や底面が平坦になり、水が一定に流れることによって流れの緩やかな場所が減少し、住み場が減少してしまったなどの原因もあげられます。このように様々な理由でメダカは数を減らしてきたのです。