効率よく殖やそう

めだかの飼い方 >> メダカのふ化〜稚魚 >> 効率よく殖やそう

ふ化用の水槽には、せいぜい2週間分の卵を入れるのが限界です。なぜなら、最初に生まれたメダカがどんどん大きくなって、後から生まれた仔魚を食べてしまうからです。大きくなったメダカをすくいだして別の水槽に移してもいいのですが、大きい個体のみすくい出すのは意外と難しく、小さな個体も網に入ってしまうごとが多いです。小さな個体は綱でスレやすく、あっさりと死んでしまうこともあります。

そこで、30cm程度の小さな水槽を3つ準備しておき、ひとつの水欄に2週間分の卵が入ったら、次の水槽に卵を入れるといったように、順ぐりに卵を入れる水槽を変えてゆくとよいでしょう。この方法なら、始めに卵を収容した水槽で最後にふ化したものも4週間その水槽で生活することになります。

このころになると、鱗もきちんとできてスレにも強くなります。こうなれば、大きな水槽へ移動できるようになります。3つめの水槽がいっぱいになるまでにひとつめを空けておき、再びこの水槽に卵を入れます。この卵およびふ化水槽ではスボンジフィルターを用い、砂を敷かないようにします。

砂を敷かない方が、底にたまった残餌やフンをサイホンやスポイトで吸い取ることができ、こまめに掃除をすれば、水質悪化を防ぐことができます。

ふ化してから4週間すると餌もかなり活発に食べ、遊泳力も強くなります。このような状態になれば、親と同様の飼育方法で問題ありません。ただし、ポンプを使ったろ過槽の場合には吸い込まれる危険があるので、吸い込み口に細かいメッシュのストレーナーを取り付けたり、水の吐き出し口の流速を落とすような工夫をします。その点、前に述べたエアリフトを用いたフィルターであれば、吸い込まれたり、水に叩きつけられてしまう心配はありません。

以上のように飼育すれば、20匹のメダカから、5ヵ月で1000匹単位で殖やすこともできるのです。


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