珪砂
珪砂とは
「けいしゃ」と読みます。花崗岩の風化で生じた茶褐色やベージュの色をした石英粒の砂。天然砂と珪石を粉砕した人工珪砂の2タイプがあり、粉砕したタイプは稀に角が鋭利な砂利が混ざる場合もあるので注意が必要となる。水槽の底床として使われる以外にはガラスの原料となるケースや鋳物砂、研磨材として使用される場合もあり、近似色で統一された色合いと大磯砂のようにダークな色合いの石が含まれ無いため水槽の雰囲気が明るく華やかになりつつも独特のセピアカラーで落ち着いた雰囲気になります。
水質への影響
主成分である石英の純度が高い本来の珪砂は水質への影響はあまりありません。珪砂の魅力はもちろん見栄えもありますが使用意図はこの「影響を与えない」という要素が強いと思います。しかし市販されている珪砂の中には石灰分が多かったり他の不純物が入っているケースがあるため「珪砂=水質への影響なし」と先入観を持ってしまうとちょっと危険です。できれば一度バケツにあけてphや硬度だけでも水質を検査してから水槽への利用という流れがお勧めです。
珪砂の魅力
珪砂の一番の魅力はその色合いにあると思います。大磯砂であれば根気強く探せば見つけられそうですが、珪砂の風景が広がる場所はなかなかないと思います。せっかくのめだか水槽の中なので日常とは違う景色を作りたいですよね、そんな時に比較的安価で導入できる珪砂はとても魅力があると思います。
珪砂の弱アルカリ性化
また副作用的に挙げるとするなら先にも述べたようにややアルカリに傾ける傾向があります。メダカの好む水は弱酸性~弱アルカリ性ですが、弱アルカリ性の方がやや好まれると言われています。一般的な珪砂であればアルカリ性への方向け方も微量ですので、きちんと通常の水替えをしていれば強アルカリにする様な事は無いのでメダカの好む水にできるかもしれません。メダカの産卵を誘発するためには水質を弱アルカリ性にすることからもメダカが弱酸性を好んでいる事が分かると言えると思います。
珪砂の種類
一般的に流通している珪砂は黄色~茶褐色のもので、この色の場合であれば粒の大きさや形状(丸みを帯びている、やや角ばっている)も大磯砂ほどではないですが選択肢が残されています。珪砂の中には透明感のある白いものや黄色よりもオレンジの色味が強いものなど色のバリエーションもかなり出てきました。粒の小さいものだとメダカ水槽にもよく映え、同じ珪砂という縛りで複数の水槽で色々な色合いを楽しむのも面白いかもしれません。