メダカとは
メダカの語源
メダカは水面に近い場所を主な生活エリアにしており、それに適した体のつくりをしています。 メダカを漢字で書くと
「目高」となりますが、これは目が体に対して大きく、高い位置にあることからきています。視力もたいへん良く、水面に落ちてきた餌(虫など)を待ち受けたり、外敵をいち早く見つけて身を隠すのに役立つのです。
メダカの学名
メダカには、Oryzias latipes
(オリジアス・ラティプス)という学名があります。学名とは、生き物につけられる世界共通の名前です。Oryziasとはイネ属の学名Oryzaが由来になっており、このことからもメダカと水田のつながりをうかがうことができるでしょう。また、メダカはRice Fish(コメの魚)という英名も持っています。
体の特徴と雌雄判断
メダカは体長3cm程度の小型の魚類です。口はやや上向きについており、下あごが上あごよりも前方に突き出ています。オスの背ビレとしりビレは、メスのそれよりも大きくなります。オスの背ビレには6本の各鰭条がありますが、第5軟条と第6軟条との間だけ他の鰭条間よりも開いているために、切れ込みがありギザギザしているように見えます。メスではこのような切れ込みがほとんどないことで、簡単に雌雄を見分けることができます。
群れをつくるメダカ
メダカは一搬にメダカは単独でいることはほとんどなく群れをつくります。数個体から数十個体、多い場合には百や千といった単位の集団となります。この群れは分散したり複数の群れ同士が一つの群れとして合流することあります。外敵が来ると個体は一斉に散ってしまいますが、時間がたつと再び群れになります。
水槽飼育で生まれる「なわばり意識」
メダカは自然界では群れをつくって生活しており、あまりなわばりを持つことはありませんが、水槽で少数を飼育するといくつかの個体がなわばりを作ることがあります。自然界のような広い空間ではあまり観察されないのですが、限られた空間になるとなわばりを持つと考えられています。水槽に水草などを入れておくと、水草に囲まれた場所や、水槽の端などになわばりを持つ個体と、なわばりを持たずに群れを作っている個体に分かれるのが観察できます。水槽では、餌のとりやすい水面近くや水草の周りを強い個体がなわばりにし、弱い個体ほど水槽の下の方に集まるようになります
メダカと水流
メダカは流れに向かって頭を向ける習性があるので、群れは常に一定方向を向いています